【重要なお知らせ】
記事に記載されている体操・生活習慣の情報は、一般的な健康維持を目的とした参考情報です。医師の診断・治療に代わるものではありません。現在、医師から治療や服薬の指示を受けている方は、必ず担当医にご相談のうえ実践してください。血圧の数値が高い場合や、体調に異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
健康診断の結果通知に書かれた「血圧高め」「要観察」の文字。
「とうとう薬を飲むことになるのか」
「厳しい食事制限やキツイ運動なんて毎日は続けられない」
と不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
はじめまして。私はリハビリテーションの専門職である「作業療法士」です。
日々の現場で多くの方をサポートする中で、私は血圧が上がりやすくなる意外な原因に気づきました。
それは、仕事や家事で忙しい40・50代の皆さんが無意識に溜め込んでいる「体の力み(過度な緊張)」です。
この記事でお伝えするのは、歯磨きや家事、デスクワークの「ついで」に1日たった3分行うだけの「血圧リセット体操」です。
今の生活スタイルを大きく変えることなく、無意識の力みをスッと手放すだけで、血管はしなやかさを取り戻しやすくなっていきます。
「これなら私にもできそう!」
どうかそんなふうに肩の力を抜いて、最後までリラックスして読み進めてください。
第1部:基礎知識とOTの視点|なぜ血圧は上がるのか?
健康診断の結果を見て、初めて自分の血圧を意識し始めたあなたへ。
血圧とはそもそも何なのか、なぜ年齢とともに高くなっていくのか。
まずはその「仕組み」を知ることが、血圧をコントロールするための第一歩です。
この第1部では、難しい医学の話はできるだけ横に置いて、「生活動作」の専門家である作業療法士の視点から、わかりやすくお伝えします。
第1章:健康診断で「血圧が高め」と言われた40・50代へ
「高値血圧(上130〜139)」という知っておきたい基準値から、作業療法士だからこそ気づいた”力み”による血圧上昇のしくみまで、まずはここから読み始めましょう。
■ 健康診断の「結果」にドキッとしていませんか?
「血圧が少し高めですね。生活習慣を見直しましょう」
——健康診断の結果通知書に書かれた「要観察」の文字を見て、ドキッとした経験はありませんか?
「これまでずっと正常値だったのに、なぜ急に?」
「まだ40代だから大丈夫だと思っていたのに……」
「このままいくと、一生薬を飲み続けることになるの?」
そんな不安や戸惑いを感じている方は、決してあなただけではありません。
実は、40代から50代にかけては、男女ともに血圧の曲がり角を迎える時期です。
仕事では責任ある立場になり、家庭でも子育てや親の介護などで忙しく、知らず知らずのうちにストレスや疲労を溜め込みやすい年代だからです。
でも、安心してください。
今の段階は、「今のうちに体をケアしてあげて!」という、あなたの体からのありがたいサインなのです。
■ 「血圧130」の壁。そもそも血圧が高いと何が悪いの?
そもそも血圧とは、心臓から送り出された血液が、血管の壁を押す力のことです。
庭の水撒きに使うホースを想像してみてください。
蛇口をいっぱいにひねって勢いよく水を出すと、ホースはパンパンに張り詰めますよね。
血圧が高い状態とは、まさにあなたの体の血管がずっとパンパンに張り詰め、強い圧力がかかり続けている状態を指します。
📊 血圧の基準値(日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019より)
| 分類 | 診察室(病院)血圧 | 家庭血圧 |
|---|---|---|
| 正常高値血圧 | 上120〜129 かつ 下80未満 | 上115〜124 かつ 下75未満 |
| 高値血圧 | 上130〜139 かつ/または 下80〜89 | 上125〜134 かつ/または 下75〜84 |
| 高血圧 | 上140以上 かつ/または 下90以上 | 上135以上 かつ/または 下85以上 |
現在、病院の診察室で測る血圧が「上が140、下が90」以上で高血圧と診断されます(自宅で測る場合は「上が135、下が85」以上)。
最近では、「上が130」を超えた状態は「高値血圧」として、放置してはいけない状態として注意喚起されるようになりました。
高値血圧の方は、正常血圧の方に比べて脳や心臓の病気(脳心血管病)のリスクが高まることがわかってきたためです。
血圧が高い状態を何年も放置すると、血管はゴムのようにしなやかな状態から、古くなったホースのように硬く、もろくなってしまいます。
これが「動脈硬化」です。
血圧が高くても最初はまったく自覚症状がないため、多くの人が「痛くもかゆくもないから」と放置してしまいがちです。
これが、高血圧が「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」と呼ばれるゆえんです。
血圧が高い状態が続くと、血管が「古くなったホース」のように硬く傷んでいきます(動脈硬化)
■ すぐに薬? いいえ、今が「生活習慣を整える」大チャンスです
血圧が高めだとわかったとき、一番心配なのは「すぐに薬を飲まないといけないのか」ということでしょう。
もちろん、あまりにも数値が高い場合や、他の病気のリスクがある場合は、医師の判断で薬の力を借りる必要があります。
しかし、「ちょっと高め」と言われた段階では、生活習慣を整えることが大切な時期です。
一般的に「血圧を下げる」というと、
「塩分を極端に減らす」
「毎日ジョギングなどの辛い運動をする」
といった我慢や努力が必要だと思われがちです。
しかし、忙しい40〜50代にとって、それを毎日続けるのは至難の業ですよね。
■ 生活の専門家「作業療法士」が教える血圧リセット法
そこで役に立つのが、私たち「作業療法士(OT)」の視点です。
作業療法士は、医療機関などでリハビリテーションを行う国家資格です。
理学療法士が「歩く」「立つ」といった基本動作の回復をめざします。
それに対して、作業療法士は「食事をする」「服を着替える」「仕事をする」「家事をする」といった日常生活の動作(作業)をスムーズに行うための専門家です。
つまり、「毎日の暮らしのなかに、無理なく健康に良い動きを取り入れる」ことのプロフェッショナルなのです。
血圧が上がりやすくなる原因は、塩分や加齢だけではありません。
あなたが毎日無意識にしている「体の使い方」や「姿勢の力み」が、血管をギュッと縮めていることも多いのです。
この記事では、辛い食事制限や息が上がるような厳しい運動ではなく、毎日の生活の「ついで」にできる、1日たった3分の簡単な体操や動作のコツをお伝えしていきます。
第2章:あなたの血圧を上げている「日常の無意識な力み」
この章では、40・50代の血圧を押し上げる「もう一つの大きな原因」=日常の無意識な力みのメカニズムを解説します。
肩・首・呼吸・自律神経の連鎖が、どう血圧上昇につながるかを図解で確認しましょう。
■ 塩分や加齢だけじゃない? 見落とされがちな「もう一つの原因」
血圧が高くなる原因と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
「ラーメンのスープを飲み干すから、塩分の摂りすぎかな」
「最近お腹が出てきたから、運動不足のせいかも」
「まあ、年齢的にも仕方ないよね」
もちろん、塩分の過剰摂取や肥満、加齢が血圧を上げる大きな要因であることは間違いありません。
しかし、作業療法士として多くの方の「普段の生活動作」を見ていると、40代・50代の血圧を押し上げている「もう一つの大きな原因」があることに気づきます。
それは、日常の動作に潜む「無意識の力み(過度な緊張)」です。
■ 気づかないうちに入っている「体の力み」が血管を細くする
「力み」と聞いて、ピンとこないかもしれません。例えば、今この瞬間、次のことを思い浮かべてみてください。
- パソコンやスマホの画面に集中しているとき、無意識に肩がすくんで、首が前に出ていませんか?
- 締め切りに追われていたり、家事を急いでこなしていたりするとき、奥歯をギュッと噛み締めていませんか?
実はこれらすべてが、体にとっては強烈な「力み」なのです。
筋肉が緊張してギュッと硬くなると、その中を通っている血管は外側から圧迫されて細くなります。
細くなった血管に血液を通すためには、心臓はより強い力で血液を押し出さなければなりません。
ホースの途中を足で踏んづけているような状態です。
6つの要素が連鎖して「高血圧モード」が続きます。一か所をゆるめるだけで、悪循環全体がほどけ始めます
■ 交感神経の働きっぱなしが「高血圧モード」を作る
この「力み」の裏で暗躍しているのが、自律神経です。自律神経には、体を活動モードにする「交感神経」と、リラックスモードにする「副交感神経」の2つがあります。
ストレスや集中などで体が力んでいるとき、体内では交感神経がフル稼働しています。
交感神経には「血管を収縮させる」という働きがあるため、働きっぱなしになると、体全体が常に「高血圧モード」になってしまうのです。
さらに、体が力んでいるときは、無意識のうちに「呼吸」も浅くなっています。
呼吸が浅くなると、十分な酸素が体に行き渡らず、心臓はさらに頑張って血液を送り出そうとします。
「姿勢が悪い」→「呼吸が浅い」→「常に気が張っている」
「ついで体操」や深呼吸でこまめに副交感神経を優位にすることが、血圧コントロールの鍵です
■ 「力み」をほどけば、血圧は落ち着いていく
つまり、血圧を落ち着かせるためには、減塩に励むのと同じくらい「日常の無意識な力みを手放すこと」が重要になります。
「なるほど、じゃあジムに行ってガンガン筋トレして、汗を流せばいいんだな!」
と思った方、ちょっと待ってください。
血圧が高めの人が、急に激しい運動や重いものを持ち上げるような筋トレをすると、かえって体に強い「力み」を生み出し、一気に血圧を跳ね上げてしまう危険があります。
私たち作業療法士がおすすめするのは、わざわざ気合を入れて行う運動ではありません。
毎日の生活の「ついで」に、硬くなった筋肉をゆるめ、浅くなった呼吸を深くするアプローチです。
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第3章:きつい運動は逆効果!?「ついでに動く」が最強な理由
血圧が高めの方に激しい運動が逆効果な理由と、ウォーキングすら続かない現実的な壁。
そして「ついでに動く」ことが最も効果的で続けやすい理由を、2つのポイントで解説します。
■ 「よし、明日からジョギングだ!」はちょっと待って
血圧が気になるなら運動が大切。
そう決意して「よし、明日から毎朝5キロ走ろう!」「スポーツジムに入会して筋トレだ!」と一念発起するその意気込みは素晴らしいものです。
しかし、作業療法士として、ここで強くお伝えしなければならないことがあります。
健康診断で「血圧が高め」と指摘された人が、いきなり息が上がるような激しい運動を始めるのは、非常に危険な行為なのです。
■ 息を止めて頑張る運動が、血圧を急上昇させる
例えば、重いバーベルを持ち上げたり、短距離を全力で走ったりするとき、私たちは無意識に「ウッ」と息を止めて、歯を食いしばりますよね。
息を止めてグッと力を入れる無酸素運動は、交感神経を強烈に刺激し、一瞬にして血圧を跳ね上げます。
⚠️ 血圧が高めで、血管が硬くなり始めている状態のとき、急激な運動は非常にハイリスクです。
古くなったホースに突然ものすごい水圧をかける様子を想像してみてください。
ホースが破裂してしまう危険性があることは、容易に想像がつくでしょう。
血圧が気になる方に本当に必要なのは、「ハァハァ」と息が上がるようなキツい運動ではなく、「ニコニコ」と笑顔で会話ができる程度の、軽くゆるやかな運動やストレッチなのです。
■ 「ウォーキング30分」すら続かないのが私たちの現実
医学的にも、軽いウォーキングなどの有酸素運動は、血管を広げて血圧の安定に役立つとされています。
しかし、ここで立ちはだかるのが「継続の壁」です。
働き盛りの40代・50代。仕事から疲れて帰ってきて、あるいは家事や育児の合間に、わざわざウェアに着替えて外を30分歩く……。
これを毎日続けるのは、相当な意思の力が必要です。
雨が降ったり、残業で遅くなったりすれば、あっという間に三日坊主になり、「やっぱり自分には無理だ」と自己嫌悪に陥ってしまう。
そんな方を、私はリハビリの現場でたくさん見てきました。
■ 生活の「ついで」に動くのが最強な理由
そこで、生活動作の専門家である作業療法士がおすすめするのが、「わざわざ運動の時間を作らない」という逆転の発想です。
「ついで体操」が最強な2つの理由
① こまめに「力み」をリセットできるから
血圧を上げる原因である「力み」は1日のうちに何度も蓄積します。デスクワークの合間や家事の最中に「ついで」に体を動かすことで、血圧の急上昇をその都度防ぎやすくなります。
② 圧倒的に「続く」から
歯磨き・トイレ・お湯を沸かす——すでに毎日行っている日常の「作業」にプラス1分の動きをくっつけるだけなら、誰でも無理なく続けることができます。
血圧をコントロールするために最も大切なのは、「強度の高い運動」ではなく「細く長く続けること」です。
いよいよ次の第2部からは、1日たった3分でできる「作業療法士式・血圧リセット体操」を、1日の生活シーン別にご紹介していきます。
わざわざ着替える必要も、気合を入れる必要もありません。今の服装のまま、リラックスして読み進めてくださいね。
第2部:実践編・シーン別「ついで」体操
ここからは実践編です。
1日の生活シーン(朝、仕事中、家事、夜)に合わせて、作業療法士が厳選した「ついで体操」をご紹介します。
特別な道具も、着替えも、気合も一切不要です。
「今やっている日常の動作」に、ほんの少しの動きをプラスするだけ。
1回あたりは数十秒、1日トータルでたった3分で終わります。
第4章:【朝のついで体操】目覚めの急上昇を防ぐリセット術
この章では、布団の中でできる目覚め体操(グーパー+伸び)と、歯磨きついでのカーフレイズの2ステップで、朝の血圧急上昇をやさしく防ぐ方法をご紹介します。
起床直後は1日で最も血圧が急上昇しやすい時間帯。布団の中でのゴロゴロ体操が血管を守ります
■ 朝一番は、血圧にとって「魔の時間帯」
「ジリリリリ!」と目覚まし時計が鳴り、「ああ、あと5分寝たい……」と思いながらも、ガバッと布団から跳ね起きて、慌てて着替えや朝食の準備に取り掛かる。
40代・50代の忙しい朝は、まさに時間との戦いですよね。
しかし、この「ガバッと起き上がる」動作は、血圧にとって非常に注意が必要な行為です。
1日の中で最も血圧が急上昇しやすいのは「朝、目が覚めてから起き上がるまでの時間」です。
これを「モーニングサージ(起床前後の血圧急上昇)」と呼びます。
睡眠中はリラックスモード(副交感神経)が優位で、血圧は一番低い状態。
目が覚めると、体は活動モード(交感神経)へ一気にスイッチを切り替えます。
さらに、寝ている間に約コップ1杯分の汗をかいているため(個人差あり)、朝一番の血液は水分が減ってドロドロになりがちです。
そんな状態で急に立ち上がると、心臓は「早く全身に血を送らなきゃ!」と強く血液を押し出し、血圧が急上昇します。
■ 起き上がる前の「ゴロゴロ」が血管を救う
🌅 布団の中でできる「目覚めの体操」(約1分)
- 目が覚めても、すぐに布団から出ない。手足の指先を「グーパー、グーパー」とゆっくり5回動かす。
- 両手を頭の上にバンザイして、足の先まで「ウーン」と心地よく伸びをし、力を「ストントン」と抜く。2〜3回繰り返す。
- 仰向けのまま、深呼吸を3回ゆっくり行う。
たったこれだけの動きで、寝ている間に固まっていた筋肉がほぐれ、末端の毛細血管までゆっくりと血液が巡り始めます。
■ 歯磨きの「ついで」にふくらはぎを動かす
布団からゆっくり起き上がり、コップ1杯の常温の水を飲んでドロドロ血液を潤したら、次は洗面所へ向かいますよね。
ここで取り入れたいのが、毎朝の「歯磨き」のついでに行う体操です。
🦷 歯磨きついでの「カーフレイズ(かかとの上げ下げ)」(約1分)
- 歯を磨きながら、洗面台の前に立つ。
- ゆっくりと「かかと」を上げてつま先立ちになり、またゆっくりとかかとを下ろす。
- 歯磨きをしている間の約1分間、無理のないペースで繰り返す。
⚠️ ふらつく方やバランスが取りづらい方は、空いている方の手で洗面台に軽く触れて安全を確保してください。
ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれています。
かかとを上げ下げしてふくらはぎの筋肉を動かすことで、足元に溜まりがちな血液をスムーズに心臓へと送り返してくれます。
ふくらはぎの筋肉が下から血液を押し上げてくれるため、心臓や血管への負担が軽減されます。
「布団の中で伸びをする」「歯磨きのときにかかとを上げ下げする」。
どちらも、わざわざ新しく時間を作る必要はありません。
毎朝必ずやっている動作の「ついで」に組み込むだけです。
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第5章:【仕事中のついで体操】デスクワークの「力み」をほどく
この章では、座ったまま15秒でできる肩甲骨リセットや、トイレのついでにできるアキレス腱ストレッチなど、オフィスで誰にもバレずに実践できる方法を解説します。
■ パソコンに向かっているあなたの姿勢、今どうなっていますか?
パソコンに向かって仕事をしているとき、ご自身の姿勢がどうなっているか意識したことはありますか?
画面の文字を追うために首がスッと前に出て、肩が内側に丸まり、背中は丸く猫背になっている……。
集中すればするほど、体はその「前のめり姿勢」でガチガチに固まってしまいます。
実はこの姿勢こそが、日中の血圧をジワジワと上げている最大の要因なのです。
■ 「浅い呼吸」と「首回りの緊張」が血管を絞り上げる
猫背で肩が内側に入った姿勢を長く続けると、体には2つの大きな「力み」が生じます。
① 呼吸が極端に浅くなる
胸が丸まって縮こまるため、肺が十分に膨らむスペースがなくなります。
体に取り込める酸素の量が減るため、「全身に酸素が足りない!
もっと血液を送らなきゃ!」と心臓が焦ってポンプを強く打ち出し、血圧が上がってしまいます。
② 首や肩の筋肉による血管の圧迫
人間の頭は体重の約10%(5〜6キロ)もあると言われています。
首が前に出た姿勢は、ボーリングの球を細い首の筋肉だけで支えているような状態。
首から肩にかけての筋肉が常に過緊張(力み)状態となり、その中を通っている血管をギューッと絞り上げてしまいます。
■ メール送信の「ついで」に! 座ったまま肩甲骨リセット
タイミング:メールを1通送信した後、作業が一段落したついでに。
- 椅子に座ったまま、両肩を「ギュッ」と耳に近づけるようにすくめる。
- 左右の肩甲骨を背中の中心に「ギュウッ」と寄せるようにして胸を大きく開く。(このとき、息を深く吸い込む)
- 「ストン!」と一気に肩の力を抜き、息を「ふうーっ」と長く吐き出す。
- これを3回繰り返す。
胸の筋肉がパッと開いて深い呼吸ができるようになり、首や肩の「力み」が瞬時にほどけます。
■ トイレに立った「ついで」に下半身の血流を流す
デスクワークのもう一つの敵は「座りっぱなし」です。
座ったまま動かないと、「第2の心臓」であるふくらはぎのポンプ機能が働かず、下半身に血液が滞ってしまいます。
🚻 「トイレついでのアキレス腱ストレッチ」(左右各10秒)
- トイレの個室に入ったら、便座に座る前に壁やドアに両手をつく。
- アキレス腱をグーッと伸ばす。左右10秒ずつ。
- 用を足した後、個室の中で両手を上に高く挙げて「ウーン」と背伸びをする。
誰も見ていない個室は、絶好の「体操ルーム」です!
■ 作業療法士直伝!「力まないデスク環境」の作り方
環境を変えてしまうことも、血圧管理の大切な戦略です。
環境を変えてしまうことも、血圧管理の大切な戦略です
・パソコン画面の高さ:ノートパソコンの下に分厚い本や専用スタンドを置いて、「画面の上端が目の高さにくるように」調整する。
・椅子の高さ:椅子には深く腰掛け、足の裏がしっかりと床につく高さに調整する。
第6章:【家事のついで体操】日常の動きを「運動療法」に変える
キッチンスクワットや洗濯物干し体操など、家事の「ついで」にできる具体的な動きをご紹介します。
また、絶対に避けるべき「息を止めて力む」という家事の落とし穴も解説します。
■ 毎日の「家事」は、無料でできる最高のフィットネス
私たち作業療法士は、日常生活のあらゆる「作業(動作)」を、体を良くするためのリハビリテーションとして捉えます。
「料理をする」「掃除をする」「洗濯をする」といった家事の動作は、立ったり座ったり、腕を伸ばしたり、指先を使ったりと、全身の筋肉をくまなく使う立派な身体活動です。
毎日の家事をただの「労働」としてこなすのか、それとも意識を少し変えて「運動療法」にしてしまうのか。
ほんの少しの「ついで」の動きをプラスするだけで、その効果は大きく変わってきます。
■ キッチンの「すき間時間」を狙う! 台所スクワット
お湯が沸くまでの3分間、電子レンジで温めている2分間——スマホを見たり、ぼーっと突っ立っているこの「すき間時間」を、血圧リセットの時間に変えましょう。
🍳 「台所スクワット」(お湯が沸くまでの間に10回)
- シンクの縁に両手を軽く乗せ、足を肩幅より少し広めに開いて立つ。
- 息を「ふぅーっ」と長く吐きながら、お尻を後ろに引くようにして、ゆっくりと膝を曲げる。(膝が軽く曲がる程度=ハーフスクワットで十分)
- 息を吸いながら、ゆっくりと元の姿勢に戻る。
シンクに手をついているため、バランスを崩して転倒する心配がなく安全に行えます。
シンクに手をついているため、バランスを崩して転倒する心配がなく、安全に行うことができます。
太ももやお尻といった下半身の大きな筋肉を動かすことで、全身の血流が良くなります。
■ 洗濯物を干す「ついで」に、全身の血流をポンプアップ
「しゃがむ」と「背伸びをする」の連続動作は、全身の血流を循環させる最高のポンプ運動です。
👕 「洗濯物干し大げさ体操」
- カゴから洗濯物を取るときは、腰を丸めるのではなく、膝をしっかり曲げて「よいしょ」と深くしゃがみ込む。
- 物干し竿にかけるときは、かかとを少し浮かせて「ウーン」と高く背伸びをしながら干す。
この「深いしゃがみ込み」と「高い背伸び」を繰り返すだけで、全身の筋肉がポンプのように働きます。
■ 「息を止めてしまう」家事の落とし穴に注意
しつこい汚れをゴシゴシこすり落とすとき、重い荷物を持ち上げるとき、固い瓶のフタを開けるとき——人は強い力を出そうとすると、無意識に「ウッ」と息を止めてしまいます。
息を止めて力む動作は、血圧を急激に上昇させる最も危険な行為です。
重いものを持ち上げるときや力を入れる瞬間は、意識して「ふぅーっ」と声に出すように息を吐きながら行いましょう。
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第7章:【夜のついで体操】副交感神経を優位にして血管を広げる
ぬるめのお湯でできる湯船ストレッチと、布団に入ってそのまま眠れる腹式呼吸の2つで、血圧を穏やかに落ち着かせましょう。
「頑張らない」が夜の鉄則です。
■ 夜は「交感神経のスイッチ」を完全にオフにする時間
人間の体は本来、夜になると活動モードの「交感神経」から、リラックスモードの「副交感神経」へと自動的にスイッチが切り替わるようにできています。
副交感神経が優位になると、全身の筋肉がゆるみ、血管がフワッと広がって、血圧は1日の中で最も低い状態へと静かに下がっていきます。
しかし、忙しい40代・50代は、夜になっても頭の中が仕事のことで一杯だったり、寝る直前までスマホの強い光を浴びていたりして、交感神経のスイッチが入りっぱなしになっていることが少なくありません。
■ お風呂の「ついで」に! 血管を広げる「ゆらゆらストレッチ」
血圧が気になる方の理想は「38度〜40度くらいのぬるめのお湯に、みぞおち辺りまで浸かる(半身浴)」です。
🛁 「手首・足首のゆらゆらストレッチ」(湯船の中で)
- 湯船にゆったりと浸かったまま、両手首を水面から出し、ブラブラと軽く振る。
- お湯の中で足首を左右にパタパタと揺らしたり、ぐるぐるとゆっくり回したりする。
- 首を左右にゆっくりと倒し、お湯の温かさを感じながら「ふぅーっ」と深く息を吐き出す。
お湯の浮力のおかげで筋肉に余計な力が入らず、究極の「力み抜き」ができます。
「あぁ、気持ちいいな」と感じる程度の力加減で行うのが最大のポイントです。
■ 布団に入った「ついで」に! 究極のリセット「お腹の深呼吸」
呼吸という動作は、私たちが自らの意志で自律神経に直接働きかけられる、最も身近で手軽な方法の一つです。
息を長く吐き出すことで、副交感神経を刺激し、体をリラックスモードへと導くことができます。
🌙 「腹式呼吸(お腹の深呼吸)」(5〜10回)
- 布団の中で仰向けになり、両手をおへその少し下(下腹部)にそっと乗せる。
- 目を閉じ、口から「ふぅーっ」と細く長く、体の中の空気をすべて絞り出すように息を吐き切る。(乗せた手が下へ沈んでいくのを感じる)
- 息を吐き切ったら、鼻からゆっくりと息を吸い込む。お腹がポッコリと膨らんで手が押し上げられるのを感じる。
- 自分の心地よいペースで5〜10回繰り返す。途中で眠くなったらそのまま就寝してOK!
「頑張らない」
「あと3回やらなきゃ!」
と回数を数えることに必死になると、脳が覚醒して交感神経が働いてしまいます。
途中で忘れて寝てしまっても、「まあいいか、気持ちよかったし」と思えるくらいの「ゆるさ」が大切です。
毎日すでにやっている動作に「くっつける」だけ。着替えも道具も気合も不要です
第3部:生活環境と習慣化のコツ
どれだけ良い体操を知っていても、生活している「環境」が血圧を上げる原因だらけだったり、体操を続けることが苦痛になってしまったりしては意味がありません。
ここからは、あなたの「意志の力」や「気合」に頼らない。
無理なく自然と血圧のコントロールに役立つ「仕組み」を作っていきましょう。
第8章:作業療法士が教える「血圧を上げない環境づくり」
温度差は「12℃以上」になると特に危険。スリッパと脱衣所ヒーターで簡単に予防できます
■ 作業療法士は「環境」をいじるプロ
私たち作業療法士(OT)が患者さんのリハビリを行うとき、「患者さんの体」と同じくらい、あるいはそれ以上に注意深く観察しているものがあります。
それは、患者さんが生活している「環境」です。
例えば、足腰が弱って転びやすくなったお年寄りに対して、筋力トレーニングをして歩く力をつけることも大切です。
同時に「つまずきやすい敷物を片付ける」「廊下に手すりをつける」「夜でも足元灯を置く」といったアプローチを必ず行います。
本人が「転ばないように気をつけよう」と努力するよりも、周りの環境を変えてしまった方が、圧倒的に早く、そして確実に安全な生活を取り戻せるからです。
この「環境を変える」考え方は、血圧のコントロールにもものすごく有効です。
■ 最大のトラップは「家の中の寒暖差」
家の中に潜む血圧急上昇の最大のトラップ、それは「温度差」です。
暖房の効いた暖かいリビングから、暖房のない冷え切った廊下やトイレに出た瞬間、思わず「ブルッ」と震え上がった経験は誰にでもあるでしょう。
この「ブルッ」とする瞬間、交感神経がフル稼働して血管が一気にギュッと収縮し、血圧はロケットのように急上昇します。
急激な温度変化による血圧の激しい乱高下を「ヒートショック」と呼びます。
暖かい部屋から寒い脱衣所へ、そして熱いお湯の浴槽へ
——この激しい血圧の変動は血管に凄まじいダメージを与え、時には心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる発作を引き起こす、非常に恐ろしい現象です。
■ 「スリッパ」と「小型ヒーター」が命と血管を救う
✅ スリッパ・ルームソックスを必ず履く
冷たいフローリングに直接足をつくと、冷たさが瞬時に血管の収縮を招きます。
✅ 脱衣所・トイレに小型ヒーターを置く
お風呂に入る前にスイッチを入れ、空間全体をフワッと暖めておく。
「電気代がもったいない」と思うかもしれませんが、これはあなたの命と血管を守るための最もコストパフォーマンスの良い「環境投資」です。
■ 視覚からの「力み」を減らす照明術
私たちの自律神経は、目から入ってくる光の強さや色に大きく左右されています。
夜遅くまで強い蛍光灯の下にいると、脳は「まだ昼間だ、活動しなきゃ!」と錯覚し、交感神経のスイッチが入りっぱなしになってしまいます。
メインの照明の明るさを落としたり、白っぽい光からオレンジ色などの暖色系の光に変えたりしてみてください。
間接照明やフロアランプだけにして過ごすのも良いでしょう。
自然と副交感神経が優位になって、血管がフワッとゆるんでいきます。
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第9章:三日坊主で終わらせない!「続く」仕組みの作り方
この章では、行動心理学の「イフ・ゼンプランニング」を活用した習慣化の仕組みと、完璧主義を手放す「1回だけ」の魔法で、三日坊主にならないための実践的なコツをお伝えします。
■ 続かないのは「あなたの意志が弱いから」ではありません
「血圧のために運動しようと決めたのに、いつも三日坊主で終わってしまう」——そんな経験があっても、どうか自分を責めないでください。
新しい習慣が続かないのは、決してあなたの意志が弱いからでも、性格が怠惰だからでもありません。
人間の脳はそもそも「新しい変化を嫌い、現状維持を好む」ようにできているのです。
この脳の強力な防衛本能に「気合」や「根性」だけで打ち勝とうとするから、挫折してしまうのです。
だからこそ作業療法士は、「気合」ではなく「脳の仕組み」を利用して、無意識のうちに続いてしまう「環境とルール」を作る方法を提案しています。
■ リハビリのプロが使う「イフ・ゼン(If-Then)プランニング」
習慣化において最強のテクニックと言われているのが、「イフ・ゼン(If-Then)プランニング」という行動心理学の手法です。
「A(もし〜したら)、B(〜する)」というルールをあらかじめ決めておくというものです。
この本の「ついで体操」はすべてイフ・ゼンで設計されています
- 「もし」歯磨きのために洗面台の前に立ったら → かかと上げ(カーフレイズ)をする
- 「もし」トイレに入ったら → アキレス腱を伸ばす
- 「もし」お湯を沸かし始めたら → 台所スクワットをする
「歯磨き」「トイレ」「お湯を沸かす」といった、すでに毎日無意識にやっている習慣をスイッチにして、そこに新しい動きを「くっつける」のです。繰り返すと、脳は「歯磨き=かかと上げ」という一連のセットとして認識するようになります。
■ 完璧主義を捨てる「1回だけ」の魔法
習慣化を阻むもう一つの大きな敵は、「完璧主義」です。
「1日3分の体操を、朝・昼・晩きっちりやらなきゃ!」と高い目標を掲げると、疲れ果てた日に「今日は全部できないから、もうやめよう」と、ゼロを選んでしまいがちです。
台所スクワットを10回やる気力がない日は、「シンクの前に立って、1回だけ膝を曲げる」のを目標に。
お腹の深呼吸ができない夜は、「布団の中で1回だけため息をつくように息を吐く」だけで100点満点。
「今日も『ゼロ』にしなかった」という実績が、あなたの脳に「私は習慣を続けている」という成功体験として刻まれます。
この「途切れさせなかった」という事実が、翌日以降のモチベーションを保つ最大のエネルギーになるのです。
■ 「途切れても戻ればOK」のしなやかな心を持つ
飲み会で遅くなった日や、旅行に行った日など、どうしても体操が「ゼロ」になってしまう日は必ずやってきます。
大切なのは「途切れさせないこと」ではなく、「途切れたときに、いかに早く元のレールに戻ってこられるか」です。
「昨日はやらなかったけど、まあいっか。今日の歯磨きからまた始めよう」
この「まあいっか」という自分を許すしなやかな心こそが、結果的に血圧のコントロールに一番役立ちます。
「力み」のないゆるやかな心で、あなた自身の体と長く、優しく付き合っていきましょう。
第10章:薬に頼らない、自分らしい健康な未来へ
■ 血圧計の「数字」に一喜一憂しない
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
今のあなたは、健康診断で「血圧が高めですね」と言われてドキッとしていた頃とは違い、自分の体と向き合うための確かな「武器」を手に入れています。
これからは自宅でも血圧計で数値を測る習慣をつけていくことになるでしょう。
そこで最後に、私から一つだけお願いがあります。
「今日は上が135もある! どうしよう」と数字を見るたびにハラハラしていませんか?「高かったらどうしよう」という不安そのものがストレス(力み)となり、交感神経を刺激してさらに血圧を上げてしまいます。
血圧は、季節・気温・睡眠時間・ちょっとした疲労によって毎日変動します。「少し高めの日もあるよね」とドンと構えるくらいの「心のゆるさ」が、結果的に血管を力ませない一番のポイントです。
■ 本当の目的は「数字を下げること」ではありません
私たち作業療法士がリハビリテーションを行うとき、最も大切にしている考え方があります。
それは、「数値を良くすること自体が、最終的なゴールではない」ということです。
例えば、脳卒中で手に麻痺が残った患者さんのリハビリをするとき。
私たちの本当の目的は、「その手でもう一度、お孫さんを抱っこできるようになること」や「大好きな料理を自分自身の手で作れるようになること」
——つまり、その人らしい『生活(QOL=クオリティ・オブ・ライフ)』を取り戻すことなのです。
血圧のコントロールも、これとまったく同じです。
あなたが「ついで体操」を続ける本当の目的は、健康診断の数値をA判定にすることでもお医者さんに褒められることでもありません
10年後、20年後——60代、70代になったときにも、しなやかで若々しい血管を保ち、大きな病気に怯えることなく、行きたい場所に旅行に行き、美味しいものを食べ、趣味を存分に楽しめる体でいること。
日々の「ついで」の動きは、そのための最高の積み重ねです。
■ 万が一「薬」を飲むことになっても、敗北ではない
この記事では「薬に頼らない」というアプローチをお伝えしてきましたが、最後にこれだけはお伝えさせてください。
人間の体は、どれだけ気をつけて生活していても、加齢や遺伝的な要因によって、どうしても血圧が高くなってしまうことがあります。
もし将来、かかりつけの医師から「そろそろ血圧の薬を飲みましょうか」と提案される日が来たとしても、決して「自分の努力が足りなかったんだ」と自分を責めないでください。
あなたの命と血管を守るための、大切なサポートの一つです。
それに、続けてきた「ついで体操」や「力まない生活環境」は、決して無駄にはなりません。
生活習慣の土台がしっかり整っていれば、必要に応じて医師と相談しながら、しなやかに体を守っていくことができます。
■ 40代・50代は、体を「いたわる」フェーズへの転換期
仕事に、家事に、育児に——40代・50代のあなたは、これまで自分の体よりも、家族や会社、周りの人たちを大切にして、たくさん無理(力み)をして頑張ってきたはずです。
健康診断の「血圧高め」というサインは、そんなあなたの体からの「ここまでよく頑張ってくれたね。
これからは、もう少し私のことも労ってね」という優しいメッセージです。
これからは、歯磨きの「ついで」、お湯を沸かす「ついで」、お風呂の「ついで」に、1日たった3分でいいので、自分自身の体と対話する時間を作ってあげてください。
あなたが「力み」を手放し、心地よくゆるんだ分だけ、あなたの血管はしなやかに広がり、血圧は穏やかに落ち着いていきます。
さあ、明日の朝から。
布団の中で気持ちよく「ウーン」と伸びをするところから、あなたの新しい、そして健やかな毎日をスタートさせましょう。
作業療法士として、あなたのこれからの素晴らしい人生を、心から応援しています。
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📝あとがき
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
あなたは健康診断の結果に不安を抱え、「なんとかしなければ」と肩に力が入っていたかもしれません。
でもここまで読んで、「なんだ、こんな簡単な『ついで』の動きでよかったんだ」と、少しでも心が軽くなっていたなら、著者としてこれほど嬉しいことはありません。
私たち作業療法士は、リハビリの現場でたくさんの患者さんの「これからの人生」と向き合っています。
40代・50代は、仕事でも家庭でも責任が重く、自分のことは後回しにして頑張りすぎてしまう年代です。
あなたの「血圧高め」というサインは、決して不摂生の結果ではなく、今まで一生懸命に生きて、体を張り詰めてきた「勲章」のようなものだと私は思っています。
これからは、ご自身の体を少しだけ優先して、いたわってあげるフェーズです。
血圧をコントロールする本当の目的は、数値を良くすることではなく、10年後、20年後もあなたがあなたらしく、笑顔で毎日を楽しむためです。
明日も明後日も、どうか「力み」を手放して、心地よい深呼吸を。
あなたの健やかで豊かな未来を、心から応援しています。
【ご注意】
記事に記載されている体操・生活習慣の情報は、一般的な健康維持を目的とした参考情報です。医師の診断・治療に代わるものではありません。現在、高血圧の治療を受けている方、服薬中の方、その他の持病がある方は、必ず担当医にご相談のうえ実践してください。体操中に痛み・めまい・息切れなどの異変を感じた場合は、直ちに中止し医療機関を受診してください。血圧の数値が著しく高い場合は、自己判断せず医師の指示に従ってください。
