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「健診で血圧高めと言われたけど、血圧計って何を買えばいいの?」

そんな疑問をお持ちの40代・50代の方へ、結論から言います。

迷ったら上腕式一択です。

手首式は手軽で便利ですが、正確さでは上腕式に劣ります。

せっかく毎日測るなら、信頼できる数値で管理したいですよね。

この記事では、作業療法士(リハビリの専門家・国家資格)として日々患者さんの血圧管理に関わってきた経験をもとに、上腕式・手首式の違いから失敗しない選び方、本当におすすめできる血圧計5選を目的別にわかりやすく解説します。

「自分に合う1台」がきっと見つかりますので、最後まで読んでみてください。

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上腕式と手首式、何が違うの?

健診で血圧が気になり始めたとき、多くの方がまず迷うのが「上腕式と手首式、どちらを買えばいいのか」という点です。

この2つは見た目以上に、測定の仕組みと精度に大きな違いがあります。

まずは「何がどう違うのか」をざっくり理解しておきましょう。

測る場所が違う=精度が違う

上腕式は、二の腕(上腕動脈)に巻いて測ります。

手首式は、手首(橈骨動脈=手首の内側を流れる血管)に巻いて測ります。

血圧は心臓に近い場所で測るほど、正確な数値が出やすくなります。

上腕は手首より心臓に近いため、安定した数値が得られやすいのです。

一方、手首は体の末端にあるため、手首の角度・高さ・体温などの影響を受けやすく、数値がブレやすいという特性があります。

ホースの先端を少し曲げるだけで水の勢いが変わるように、手首のちょっとした位置のずれが数値に影響してしまうイメージです。

2つの違いを一覧で確認

項目 上腕式
測定精度 ◎ 安定・正確
装着のしやすさ △ 袖をまくる必要あり
携帯性 △ やや大きめ
学会推奨 ◎ 日本高血圧学会が推奨
価格帯 5,000〜15,000円前後

 

項目 手首式
測定精度 △ 姿勢の影響を受けやすい
装着のしやすさ ◎ 手軽に巻ける
携帯性 ◎ コンパクトで持ち運びやすい
学会推奨 — 推奨なし
価格帯 3,000〜10,000円前後

それぞれの特徴を押さえたところで、次は「なぜ作業療法士が上腕式をすすめるのか」その具体的な理由をお伝えします。

 

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作業療法士がおすすめするのは上腕式。その理由は?

「手首式の方が手軽そうだし、それでいいのでは?」

そう思う方も多いですが、作業療法士として日々患者さんの血圧管理に関わる立場から言うと、家庭用として買うなら、まず上腕式を選んでください。

その理由を2つお伝えします。

理由① 日本高血圧学会が上腕式を推奨している

血圧管理のガイドライン(治療方針の基準となるルール集)を定めている日本高血圧学会は、家庭での血圧測定に上腕式を使うことを公式に推奨しています。

手首式は測定時の姿勢や手首の位置がわずかにずれるだけで、数値が5〜10mmHgほど変わることがあります。

「今日は高い、昨日は低い」という数値のブレが続くと、本当に血圧が上がっているのか、測り方の問題なのかが判断できなくなってしまいます。

治療中の方が主治医にデータを見せる場合はもちろん、「血圧が高めと言われた」段階から正確なデータを積み上げておくことがとても大切です。

理由② 40代・50代は「正確な数値」が特に重要な時期

40代・50代は、血管が少しずつ変化し始める年代です。

新品のホースはしなやかに曲がりますが、古くなると硬くなって亀裂が入りやすくなりますよね。血管もそれと同じで、年齢とともに少しずつ硬くなっていきます。

この時期に不正確な数値で「大丈夫そうだ」と安心してしまうことが、一番避けたい落とし穴です。

手首式は「なんとなく測る」には便利ですが、健康管理の土台にするには向いていません。

手首式が向いているケースもある

もちろん、手首式が役立つ場面もあります。

  • 出張や旅行など外出先で測りたいとき
  • 上腕式のサブ機として携帯用に持ち歩くとき
  • 腕が太くてカフ(腕帯)が合いにくいとき

このような場合は手首式を上手に活用するのもひとつの選択肢です。

ただし、自宅での日常管理はあくまで上腕式をメインにするというのが、作業療法士としての基本的な考え方です。

上腕式の重要性が伝わったところで、次はいよいよ具体的なおすすめ3製品をご紹介します。

それぞれの目的に合わせた選び方のポイントも添えていますので、ぜひ参考にしてください。

 

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上腕式おすすめ3選|あなたに合う1台が見つかります

上腕式血圧計といっても、価格帯や機能はさまざまです。

自分の目的に合った1台を選ぶことが、血圧管理を長続きさせる一番のコツです。

「どれが自分に合うかわからない」という方のために、使う目的別に3台を厳選しました。

① オムロン HCR-7104|はじめての1台に迷ったらコレ

「とにかくシンプルに、正確に測りたい」という方に最もおすすめの入門機です。

項目 内容
価格帯 約5,000〜7,000円
スマホ連携 なし
メモリー 2人分・各60回
不規則脈波検知 あり

 

カフ(腕帯)が正しく巻けているかどうかを自動でチェックしてくれる「カフぴったり巻きチェック機能」が搭載されており、血圧計をはじめて使う方でも迷わず測定できます。

画面の表示が大きく、ボタンもシンプルなワンボタン設計なので、機械が苦手な方や高齢の親御さんへのプレゼントにも喜ばれます。

スマホ連携は不要、まず測る習慣をつけたいという方にとって、これ以上のコスパはありません。

🩺 OTからのひとこと
「血圧体操を始めたばかりの方に、最初の1台としてよくおすすめしています。シンプルだからこそ毎日続けられます」

 

✅ 初心者でも迷わず使えます。まず1台、ここから始めましょう。

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② オムロン HCR-7711T2|データを記録して医師に見せたい人向け

「治療中で、測定データを主治医に共有したい」という方向けの中級機です。

項目 内容
価格帯 約21,500円
スマホ連携 あり(OMRON connect)
メモリー 2人分・各100回
早朝高血圧確認 あり

 

Bluetooth(近距離無線通信)でスマホに自動転送されるため、測るたびに手書きで記録する手間がありません。

朝の血圧の週平均が基準値を超えると画面でお知らせしてくれる「早朝高血圧確認機能」は、自覚症状が出にくい高血圧の早期発見に役立ちます。

受診のときにスマホをそのまま見せるだけでよいので、通院している方の強い味方になります。

🩺 OTからのひとこと
「朝の血圧データが蓄積されていると、医師との会話がぐっと具体的になります。治療中の方には特にこのモデルをおすすめしています」

 

📱 次の受診前に、スマホにデータを貯めておきましょう。

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③ タニタ BP-228L|夫婦・家族で共用したい人向け

「夫婦2人で一緒に血圧管理を始めたい」という方に最適なモデルです。

項目 内容
価格帯 約10,000〜13,000円
スマホ連携 あり(Bluetooth)
メモリー 2人分・各100回
静音モーター あり

 

2人分のデータをそれぞれのスマホで別々に管理できるため、夫婦で使っていてもデータが混在しません。

静音モーターを搭載しているため、朝早い時間帯や夜の測定でも音が気にならないのは、家族と暮らす40〜50代にとってうれしいポイントです。

🩺 OTからのひとこと
「夫婦で一緒に健康管理をすると、習慣が長続きしやすくなります。2人分のデータをまとめて管理できるタニタのこのモデルはそのための最適な1台です」

 

👫 2人で始めると、続けやすさが格段に上がります。

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上腕式の3台をご紹介しました。

次は「やっぱり手軽に使いたい」「外出先でも測りたい」という方向けに、手首式おすすめ2選をご紹介します。

 

手首式おすすめ2選|サブ機として上手に活用しよう

手首式は「精度より手軽さ」を優先したい場面で活躍します。

ただし前の章でお伝えした通り、自宅での日常管理はあくまで上腕式をメイン、手首式はサブ機という位置づけで使うのが作業療法士としての考え方です。

「外出先でも測りたい」「上腕式と併用したい」という方に向けて、信頼できる2台を厳選しました。

④ オムロン HEM-6160-JT|携帯重視のサブ機に

「旅行や出張が多く、外出先でも血圧を確認したい」という方におすすめの1台です。

項目 内容
価格帯 約5,000〜7,000円
スマホ連携 なし
メモリー 2人分・各60回
不規則脈波検知 あり

 

手首式ながら不規則脈波検知機能(脈のリズムが乱れたときに知らせる機能)を搭載しており、測定中に異変があればすぐに知らせてくれます。

コンパクトで軽量なため、旅行バッグやカバンにすっと入るサイズ感も魅力です。

自宅では上腕式、外出先ではこの1台、という使い分けが血圧管理の理想的なスタイルです。

🩺 OTからのひとこと
「旅行中でも血圧管理を続けたい方にすすめています。ただし測定時は必ず手首を心臓の高さに合わせることを忘れずに」

 

🧳 外出先でも血圧管理を途切れさせたくない方へ。

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⑤ タニタ BP-218L|スマホ連携も欲しいコンパクト派に

「手首式でも記録をしっかり残したい」という方向けの、スマホ連携対応モデルです。

項目 内容
価格帯 約5,000〜8,000円
スマホ連携 あり(Bluetooth)
メモリー 2人分・各100回
不規則脈波検知 あり

 

手首式でありながらBluetooth対応で、測定データをスマホに自動転送して管理できます。

コンパクトさとデータ管理の両方を求める方にとって、コストパフォーマンスの高い選択肢です。

「小さくて使いやすいのに、ちゃんと記録も残せる」という点が、この製品の一番の強みです。

🩺 OTからのひとこと
「手首式を選ぶならスマホ連携があるモデルがおすすめです。ただし測定姿勢には十分注意してください。手首が少しでもずれると数値に影響が出ます」

 

📲 手軽さとデータ管理、両方あきらめたくない方はこちら。

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手首式2選をご紹介しました。

「どの製品が自分に合うかまだ迷っている」という方のために、次は購入前に確認しておきたい3つのポイントを整理します。

 

血圧計を選ぶ前に確認したい3つのポイント

「おすすめの製品はわかったけど、自分にどれが合うか決め手に欠ける」

そんな方のために、購入前に必ず確認してほしいポイントを3つにまとめました。

この3つを確認するだけで、買ってから「失敗した」と感じるリスクがぐっと下がります。

ポイント① 測定の目的を決める

まず「何のために血圧計を買うのか」を明確にしましょう。

  • 健診で血圧高めと言われた・まず測る習慣をつけたい
    → シンプルな上腕式(オムロン HCR-7104)がおすすめ
  • 治療中で主治医にデータを見せたい
    → スマホ連携対応モデル(オムロン HCR-7711T2)がおすすめ
  • 夫婦・家族で一緒に管理したい
    → 2人メモリー対応モデル(タニタ BP-228L)がおすすめ

目的が決まれば、自然と選ぶべき製品が絞られてきます。

ポイント② カフのサイズが自分の腕に合っているか確認する

血圧計は、カフ(腕帯)のサイズが合っていないと正確な数値が出ません。

購入前に必ず自分の腕周りを測っておきましょう。

腕周りの目安 対応カフ
17〜32cm前後 標準サイズ(多くの製品が対応)
32cm以上 Lサイズカフ対応モデルが必要

 

標準サイズであれば今回ご紹介した製品はすべて対応していますが、腕が太めの方は購入前に必ずスペックを確認してください。

ポイント③ 2人で使うかどうかを決める

夫婦や親子で1台を共用する場合は、2人分のデータを別々に記録できる「2人メモリー対応モデル」を選ぶことが必須です。

1人分しか記録できないモデルで2人が使うと、データが混在して管理できなくなってしまいます。

今回ご紹介した5製品はすべて2人メモリーに対応していますが、今後ご自身で別の製品を探す際には必ず確認するようにしましょう。

3つのポイントを押さえたところで、次は「正しい血圧の測り方」をお伝えします。

せっかく良い血圧計を買っても、測り方が間違っていては意味がありません。作業療法士として特に伝えたいコツを、次の章でシンプルにまとめています。

 

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正しい血圧の測り方|せっかくの血圧計を活かすために

良い血圧計を買っても、測り方が間違っていては正確な数値は出ません。

作業療法士として現場で患者さんに伝えてきた、「これだけ守れば大丈夫」という測り方の基本を3つにまとめました。

基本① いつ測るかを決める

血圧は1日の中でも大きく変動します。

毎日同じタイミングで測ることが、正確なデータを積み上げる一番の近道です。

タイミング 測り方のポイント
朝(起床後1時間以内) トイレを済ませ、朝食・薬の服用前に測る
夜(就寝前) 入浴後1時間以上あけてから測る

 

朝と夜、1日2回測るのが理想です。

特に朝の測定は、自覚症状が出にくい「早朝高血圧」の発見につながるため、できるだけ毎日続けましょう。

基本② 測る前に5分間安静にする

測定直前に動いていたり、緊張していたりすると、血圧は実際より高く出てしまいます。

以下のことを測定前に意識しましょう。

  • 椅子に深く腰掛けて、背筋を軽く伸ばす
  • 足は床にしっかりつける(足を組まない)
  • 測定する腕は心臓と同じ高さに置く
  • 5分ほどゆっくり呼吸して気持ちを落ち着ける

🩺 OTからのひとこと
「血圧体操のあとすぐに測るのではなく、必ず5分ほど安静にしてから測ってください。体操直後は血行が良くなっているため、安静時より数値が変わることがあります」

基本③ 2回測って平均値を記録する

1回だけの測定値に一喜一憂する必要はありません。

血圧は少しの変化で数値が上下するため、1〜2分あけて2回測り、その平均値を記録するのが正しいやり方です。

今回ご紹介した製品はすべて平均値を自動で表示してくれるため、計算の手間なく管理できます。

測り方の基本が身についたところで、最後にこの記事のまとめに進みます。

「どれを買えばいいか、まだ迷っている」という方も、まとめを読めば自分に合った1台がきっと見つかります。

 

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まとめ

迷ったときは、まず上腕式のオムロン HCR-7104から始めるのが正解です。

データを医師に見せたい方はHCR-7711T2、夫婦で使いたい方はタニタ BP-228Lを選びましょう。

手首式は外出先でのサブ機として活用するのがベストです。

血圧計は買うことがゴールではありません。

毎日測る習慣と、血圧体操をセットで続けることが、しなやかな血管を守る一番の近道です。

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