【2025年大阪万博 子供と行きたい!パビリオンガイド】
〜小学生が楽しめるおすすめ15選と厳選ベスト3〜
2025年大阪・関西万博まで、いよいよ約1年となりました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催されるこの万博では、世界各国から集まる最新技術や文化に触れることができます。
特に子供たちにとって、この機会は未来の可能性を体感できる貴重な経験となるでしょう。
しかし、184日間にわたって開催される会期中、数多くのパビリオンの中から子供が楽しめるものを選ぶのは簡単ではありません。
そこで今回は、子供の年齢や興味に合わせて楽しめるパビリオンを厳選してご紹介します。
体験型の展示や、印象に残りやすい仕掛け、教育的な価値なども考慮しながら、特におすすめのパビリオンをピックアップしました。
未来技術や世界の文化に触れられる大阪万博。
子供たちにとって、この機会は貴重な学びの場となります。
今回は、小学生が特に楽しめるパビリオンを厳選してご紹介します。
大阪・関西万博 開催概要
開催期間 | 2025年4月13日(日)~ 10月13日(月) 開催日数:184日間 |
---|---|
公式サイト | https://www.expo2025.or.jp/ |
開催時間 | 午前9時~午後10時 ※パビリオンの営業は午後9時まで |
会場 | 夢洲(ゆめしま) |
住所 | 大阪市此花区夢洲 |
万博のテーマ | 「いのち輝く未来社会のデザイン」 サブテーマ: ・Saving Lives(いのちを救う) ・Empowering Lives(いのちに力を与える) ・Connecting Lives(いのちをつなぐ) |
チケット料金 | 【1日券】 ♦大人(満18歳以上):7,500円 ♦中人(満12-17歳):4,200円 ♦小人(満4-11歳):1,800円 ▶チケット情報はこちら(早割・通期パス・夏パス・平日券・夜間券などいろいろあります) |
▼スポンサーリンク
大阪万博2025のパビリオンで子供と楽しむための3つの重要ポイント
子供と楽しむための重要ポイントは3つあります。
パビリオン選ぶ時の参考にしてくださいね。
- 体験型展示を優先的に選ぶ
実際に触れたり体験したりできる展示は、子供の記憶に強く残り、学習効果も高くなります。 - 休憩スポットを確認
展示の合間に休憩できるスポットを事前にチェック。子供の体力と集中力を考慮した計画を立てましょう。 - 子供の興味に合わせて選ぶ
全てのパビリオンを回る必要はありません。お子さんの興味がある分野を中心に選ぶことで、より充実した体験になります。
子供向けパビリオン・ベスト3
子供向けパビリオンのベスト3を紹介します。
体験型の学習や科学技術、自然現象を学ぶことで子供の好奇心が無限に広がるパビリオンを選びました。
第1位:いのちの遊び場 クラゲ館(日本):全学年向け
第2位:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(日本):高学年向け
第3位:カナダパビリオン(カナダ):全学年向け
第1位:いのちの遊び場 クラゲ館(日本)
●対象年齢:全学年向け
●おすすめ理由:
展示全体が「遊びながら学ぶ」という子供の自然な学習プロセスに沿って設計されており、強制的な学びではなく自発的な発見を促す工夫に満ちています。
特に、音楽や数学、生物学などの要素を組み合わせた体験型展示は、子供たちの多様な興味を引き出すことができます。
クラゲという神秘的な生き物をモチーフにした幻想的な空間デザインは、子供たちの想像力や芸術的感性を刺激します。
また、展示と展示の間に適切な休憩スポットが設けられており、子供のペースに合わせて無理なく見学できる点も高評価のポイントです。
第2位:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(日本)
▶GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION | 大阪万博公式Webサイト
●対象年齢:高学年向け
●おすすめ理由:
子供たちに人気のガンダムを入り口として、実際の科学技術や宇宙開発への興味を引き出す展示構成が秀逸です。
特に、未来の宇宙港を模した展示空間は、子供たちを物語の中に引き込み、能動的な学びを促進します。
実物大ガンダムやコックピット体験は強いインパクトがあり、子供たちの記憶に深く残る体験となるでしょう。
また、アニメの世界観と現実の科学技術を上手く結びつけた解説により、子供たちはSFと現実の境界を理解しながら、科学技術の可能性について考えることができます。
第3位:カナダパビリオン(カナダ)
●対象年齢:全学年向け
●おすすめ理由:
自然現象をテーマにした展示アプローチが、子供たちの科学的な好奇心を自然に引き出す点で優れています。
特に、凍った川の氷が溶ける様子を模した建築デザインは、それ自体が環境学習の教材となっており、季節の変化や気候変動について考えるきっかけを提供します。
カナダの豊かな自然や野生動物、先住民文化についての展示は、子供たちの視野を広げる効果があります。
インタラクティブな展示が多く、子供たちが主体的に学べる環境が整っている点も、高く評価できます。
子供向けおすすめパビリオン一覧(ベスト3を除く)
【日本のパビリオン】
4.ガスパビリオンおばけワンダーランド(日本):低学年向け
5.よしもと waraii myraii館(日本):全学年向け
6.くら寿司「未来回転寿司パビリオン」(日本):全学年向け
7.パビリオン「ノモの国」(パナソニック/日本):全学年向け
8.大阪ヘルスケアパビリオン(日本):全学年向け
9.BLUE OCEAN DOME(日本):全学年向け
10.関西パビリオン(日本):全学年向け
【海外のパビリオン】
11.オーストリアパビリオン(オーストリア):全学年向け
12.スイスパビリオン(スイス):高学年向け
13.オーストラリアパビリオン(オーストラリア):低学年向け
14.ドイツパビリオン(ドイツ):高学年向け
15.アメリカパビリオン(アメリカ):高学年向け
【日本パビリオン】
子供におすすめの7つの日本パビリオンを紹介します。
4.ガスパビリオンおばけワンダーランド(日本)
▶ガスパビリオンおばけワンダーランド | 大阪万博公式Webサイト
●対象年齢:低学年向け
●おすすめ理由:
「おばけ」というわくわくする楽しいテーマで環境問題や未来のエネルギーについて学べる工夫が施されています。
案内役の「ミッチー」というキャラクターが子供目線で分かりやすく説明してくれるので、低学年の子供でも楽しく学習できます。
館内では様々な仕掛けがあり、おばけと一緒に「化ける」体験ができるインタラクティブな展示が充実しています。
環境問題やエネルギーという難しいテーマも、おばけたちとの楽しい体験を通じて自然と理解できるよう工夫されています。
5.よしもと waraii myraii館(日本)
▶よしもと waraii myraii館 | 大阪万博公式Webサイト
●対象年齢:全学年向け
●おすすめ理由:
直径20メートルの笑顔の球体が特徴的な外観で、子供たちの興味を一目で引きつけます。
館内では子供向けのコメディショーや参加型のイベントが定期的に開催され、言葉の壁を超えて世界中の人々と笑顔で交流できる工夫がされています。
特に、世界の面白い文化や遊びを体験できるコーナーは、国際理解教育の観点から有意義です。
最新技術を使った「笑顔」の科学的な研究展示も用意されており、笑いが持つ不思議な力について楽しく学ぶことができます。
6.くら寿司「未来回転寿司パビリオン」(日本)
▶回転ベルトは、世界を一つに。世界最大規模のくら寿司が大阪万博に登場|くら寿司公式サイト
●対象年齢:全学年向け
●おすすめ理由:
135メートルの巨大な回転レーンでは、日本の寿司だけでなく、世界約70カ国の料理を楽しむことができます。
子供たちに馴染みのある回転寿司というスタイルで世界の食文化に触れられるのが特徴です。
AIを活用したスマート養殖や、食品ロス削減の取り組みなど、最新の食品技術についても分かりやすく解説されています。
外壁には約34万枚の赤貝の貝殻を再利用するなど、環境への配慮も学べる工夫が施されています。
7.パビリオン「ノモの国」(パナソニック/日本)
▶パナソニックグループパビリオン「ノモの国」 | 大阪万博公式Webサイト
●対象年齢:低学年向け
●おすすめ理由:
「こころとからだの解放」をテーマにした体験型展示で、特に小さな子供向けにデザインされています。
自分の感情を自由に表現できる参加型のアクティビティや、創造性を育むワークショップが豊富に用意されています。
デジタル技術を使った双方向のコミュニケーション体験は、子供たちの想像力を刺激します。
子供たちが自然に自己表現を楽しみ、他者との関わり方を学べる空間構成は、情操教育の面でも効果的な展示となっています。
8.大阪ヘルスケアパビリオン(日本)
●対象年齢:全学年向け
●おすすめ理由:
2050年頃の未来の自分に出会える体験は、子供たちにとって非常に印象的です。
パーソナルヘルスレコードを活用した展示では、自分の体や健康について楽しく学ぶことができます。
未来の医療技術や健康管理の方法が、子供にも分かりやすい形で展示されており、健康への興味を自然と持つことができます。
体験型の健康チェックや、未来の食事体験など、実際に参加できるコンテンツが充実しているのが特徴です。
9.BLUE OCEAN DOME(日本)
▶BLUE OCEAN DOME | 大阪万博公式Webサイト
●対象年齢:全学年向け
●おすすめ理由:
海洋環境の保護をテーマにした体験型展示で、海の生き物たちとの出会いを通じて環境問題について学べます。
特に、海洋プラスチックごみ問題を分かりやすく説明する展示は、子供たちの環境意識を高めるのに効果的です。
2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにするという目標に向けて、子供たちに何ができるかを考えさせる工夫がされています。
定期的に開催される海洋生物の保護活動や環境ワークショップも魅力です。
10.関西パビリオン(日本)
●対象年齢:全学年向け
●おすすめ理由:
白い膜で覆われた外観に投影されるプロジェクションマッピングは、昼夜を問わず子供たちの目を楽しませます。
9つの府県それぞれの展示エリアでは、地域の特色ある文化や伝統工芸を体験できるワークショップが用意されており、日本の文化への理解を深めることができます。
切り絵のデザインを取り入れた建築様式と最新技術の組み合わせは、伝統と革新の融合を体感できる良い機会となります。
子供たちの創造力を刺激する仕掛けが随所に用意されています。
【海外パビリオン】
子供におすすめの5つの海外パビリオンを紹介します。
11. オースリアパビリオン(オースリア)
●対象年齢:全学年向け
●おすすめ理由:
音楽をテーマにした巨大な螺旋状のパビリオンは、それ自体が楽器のような体験を提供します。
建物内を歩きながら様々な音の響きを体験でき、オーストリアの伝統的な音楽から現代音楽まで、幅広いジャンルの音楽に触れることができます。
子供たちが実際に参加できる音楽体験コーナーでは、楽器の演奏や音楽創作を楽しめます。
また、伝統的なウィーンのお菓子を味わえるコーナーもあり、五感で文化を体験できる工夫がされています。
12. スイスパビリオン(スイス)
●対象年齢:高学年向け
●おすすめ理由:
「万博史上最も軽い」建物として設計された球体型のパビリオンは、それ自体が環境技術の展示品です。
建物の重さは400キロ以下という超軽量設計で、環境負荷を最小限に抑える工夫が随所に見られます。
内部では、アルプス山脈の壮大な映像体験ができ、自然の雄大さを体感できます。
来場者には植物の種が配られ、環境保護活動に参加できる形になっています。
最新の環境技術の展示は、科学好きの子供たちの興味を引きつけるでしょう。
13. オーストラリアパビリオン(オーストラリア)
●対象年齢:低学年向け
●おすすめ理由:
「Chasing the Sun ― 太陽の大地へ」をテーマに、日の出から日没までのオーストラリア大陸の旅を体験できます。
ユーカリの木々をモチーフにした建物デザインは子供たちの想像力を刺激します。
没入型の体験展示では、オーストラリアの壮大な自然を冒険する感覚を味わえます。
先住民アボリジニの文化や芸術に触れるコーナーもあり、異文化理解の機会となります。
14. ドイツパビリオン(ドイツ)
●対象年齢:高学年向け
●おすすめ理由:
森の茂みをイメージした7つの円形建物で構成され、それぞれの建物で環境保護や循環型社会について体験的に学ぶことができます。
特に、実際に触れて実験できる科学コーナーは、理科好きの子供たちに人気です。
建物自体が環境に配慮して設計されており、その仕組みについても分かりやすく解説されています。
環境保護の取り組みをゲーム形式で学べるコーナーもあり、楽しみながら持続可能な社会について考えることができます。
15. アメリカパビリオン(アメリカ)
●対象年齢:高学年向け
●おすすめ理由:
二つの三角形の木造建造物の上に浮かぶキューブという特徴的な建築デザインは、それ自体が子供たちの好奇心を刺激します。
館内では、最新の宇宙開発技術や環境技術について、インタラクティブな展示で学ぶことができます。
来場者が参加して未来をデザインする体験型展示では、子供たちが自分たちのアイデアを出し合いながら、未来の社会について考えることができます。
巨大LEDスクリーンによるアメリカの自然や都市の映像体験も魅力的です。
■実践的な見学プラン
【1日コース例】
午前:いのちの遊び場 クラゲ館(混雑前に見学)
↓
昼食・休憩(くら寿司パビリオンがおすすめ)
↓
午後前半:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
↓
休憩(30分程度)
↓
午後後半:カナダパビリオン
【事前準備】
・動きやすい服装と歩きやすい靴の準備
・水筒や軽食の持参
・子供と一緒に行きたいパビリオンを選んで計画を立てる
【当日の注意点】
・2時間に1回は必ず休憩を入れる
・人気パビリオンは開場直後に訪れる
・子供の体力と興味に合わせて柔軟に予定を調整
・暑さ対策グッズ(帽子、タオルなど)の携行を忘れずに
この万博は、子供たちにとって世界の文化や最新技術に触れる貴重な機会です。
年齢や興味に合わせてパビリオンを選び、十分な休憩を取りながら楽しむことで、より充実した体験ができるでしょう。
特に人気の高いパビリオンは混雑が予想されるため、事前予約システムがある場合は積極的に活用することをおすすめします。
大阪万博のホテル10選
大阪万博へお泊りを考えている家族へ向けて、おすすめのホテル10選を紹介しています。
ぜひ関連記事を読んでくださいね👇
まとめ
2025年大阪・関西万博は、子供たちにとって「未来」を体感できる特別な機会となります。
最新技術との出会いは、将来の夢や目標のきっかけとなるかもしれません。
また、世界各国の文化に触れることで、子供たちの視野は大きく広がることでしょう。
パビリオン選びでは、子供の興味や年齢に合わせて無理のないプランを立てることが重要です。
体験型の展示を中心に、十分な休憩を取りながら回ることで、子供たちにとって心に残る思い出となるはずです。
ぜひ、この記事を参考に、お子様と一緒に万博での特別な体験を計画してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。