「トイトレってどうすればいいの?」
「オムツに漏らしてるのにいつから始めたらいいの?」
私もそうだったけど、結構悩んでいる人って多いよね。
ちょうどイヤイヤ期と重なるし、トイレに誘っても「行きたくない」とそっぽ向かれる。
うちの子は保育園の年少組に上がる1か月半くらい前まで、トイレに誘ってもダメだった。
年少組は基本布パンツで、トイレも自分でしなくちゃいけないから、正直焦るなって言われても無理だった。
そこでキティちゃんのトイレシートとシールを購入して、シールを貼る楽しみを利用してみることにした。
そしたら、見事にはまって嫌がることもなく、むしろ嬉しそうにトイレに行くようになったんだよね。
トイトレをいつから始めて、どう進めていけば良いか。
トイレを嫌がる時の対応の仕方や外出するときにどうするべきか。
私なりに調べてみたり、考えてみたりしたので、トイトレで困っている方はぜひ読んでみてね。
トイトレはいつから行うのか? 【4つの条件】
おむつ外れができるようになるのが1歳6か月~2歳頃、トイトレが完了するのが2歳~3歳と言われている。
トイトレが行える条件として、『①自分で歩いてトイレに行けるか,②おしっこを溜めることができるか,③おしっこが出た感覚が分かるか,④言葉の理解ができるか』の4つをクリアーする必要がある。
①自分で歩いてトイレに行けるか
自分の意志でトイレへ行くには、一人で歩いてトイレに行けるかが大事になってくる。よちよち歩き歩きの段階でトイレに一人で行ける訳がない。一人でで歩けるようになっていることが、トイトレを始める目安になるよ。
②おしっこを溜めることができるか
だいたい2歳ころになるとおしっこを溜めることができるようになる。おしっこの間隔が2~3時間になったら、おしっこを溜める感覚や我慢する感覚が分かってくる。おむつをチェックして2~3時間おしっこをしてなかったらトイトレにトライしても良い時期だね。
うちの子は夜寝て、朝までおむつにおしっこをしてなかったことが増えてきたのを目安にトイトレを始めたよ。
③おしっこが出た感覚を伝えられるか
おしっこが出たことが自分でまず分かり、それを「おしっこ~」と親に伝えることができたら、トイトレ開始を考えても良い時期。
自分から伝えてきたら、「おしっこ出るのが分かるんだね~」,「すごいね~」など親からもおしっこの感覚を実感させてあげよう。
④言葉の理解ができるか
うまく言葉を発することができなくても、親の方が言ったことを理解できるかが大事。「おしっこしたくなったらトイレでしようね?」と問いかけたときに頷きや返事などの反応があるかを見極めよう。
トイトレの進め方
①おしっこの出るしくみを教える
「おしっこって何?」,「なんで出るの?」と、子供も疑問に思うはず。
おしっこのしくみが分かっていた方が、子供もトイレに関心をもって行くようになるよね。
絵本で分かりやすく説明してくれる物もあるから、読み聞かせをしてあげて教えてあげよう。
②トイレがどんな場所か伝える
「トイレってどんなところ?」子供に説明してあげることが大事。
親がおしっこをしているところ見せてあげて、排せつする大切さを理解させてあげよう。
理解することで嫌がらずに行けるし、みんなが日常的に行く場所だと、安心感を与えておくと良いよね。
③おまるへ実際に座らせる
おまるに実際に座ってもらうことで、トイレの感覚をつかんでもらおう。
新しいことを体験することは子供も楽しいし、まずは親のまねごとから始めてもらうと良いよね。
おまるはどこにでも置けて、親が見守れる環境で子供も安心できる。
親がおしっこを確認して子供の体調を確認できるし、子供におしっこを確認させることでおしっこを認識させることができる。
おまるはいろんなタイプのものがあるので子供にあったものを選んであげよう。
うちの子はアンパンマンが好きなので、『アンパンマン5WAYおまるおしゃべり付き」を購入。
持ち手付きで安心感があり、音楽やおしゃべりしてくれて遊び感覚で、うちの子は受け入れてくれたよ。
家のトイレの便座にも付け替えができるので、トイレでも活用できるよ。
④トイレで排泄方法を教える
おまるでおしっこが出るようになったら、実際にトイレでおしっこをするようにしていこう。
まずはおしっこが出なくても良いから、トイレに座ることから練習すること。
あまり長時間でなくて良いので、座ることが慣れて習慣になるように1日1回から徐々にふやしていければ良い。
おしっこが出たら、「おしっこ出てえらいね~」としっかり褒めてあげよう。
褒められると嬉しくて抵抗なくトイレに行けるようになるからね。
他にトイレで教えることは、『ズボンの着脱方法、拭き方、流し方、手の洗い方」を徐々におしえてあげて自立できるように見守ってあげることが大切。
⑤布パンツに履き替える
トレーニングパンツも良いけど、濡れた感覚がつかみにくいから、いきなり布パンツからスタートした方が良いと保育士さんに教えてもらいました。
トレーニングパンツは分厚くて乾きにくいしね。
何度も失敗してズボンまで濡らして着替えを繰り返して、自分でも濡れた不快感を体験することが大切。
その都度着替えさせるのは大変だけど、怒らずに「おしっこがしたくなったら教えてね」と優しく声をかけてあげよう。
失敗しても成功するときの喜びが子供を成長させるから、トイレでおしっこができたらしっかり褒めてあげてね。
成功体験をいっぱいしたら、自分の意志でトイレへ行くことができるはずだから。
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トイトレを嫌がるときは、どう対応する?
嫌がる時の対応は、『怒らず、焦らず、笑顔』で子供と関わろう。
怒って子供に嫌な思い押させてトラウマになったら、できるもんもできなくなる。
親が焦ってストレス貯めたところで、おしっこが出るわけがない。
出るまで長時間座らせずに、笑顔で接して「おしっこ出なかったね。また頑張ろうね!」と優しく声をかけて対応しよう。
シールの活用方法【体験談】
うちの子の場合は保育園の年少組に上がる前の1月から本格的にトイトレを開始したんだけど、イヤイヤ期まっただ中ということもあり、トイレに誘っても「いや~」,「行かない~」,「おしっこしたくない」と上手く誘えなかったんだよね。
でも、2月くらいになってもトイレに行ってくれなくてさすがに焦ってきて、奥さんがインターネットでキティちゃんのトイレシールを購入してみることに。
その結果、もともとシールを貼るのが大好きだったから、見事に成功!!
「トイレでおしっこしてシール貼りに行こう」と誘うと嬉しそうにトイレへ行ってくれるようになったのでした。
めでたし、めでたし。
その他にもアンパンマンのシールシートも楽しそうに貼っていたし、最近は節約のためプリキュアのシールだけ買って便箋に貼ってもらっている。
トイレへ行く習慣をつくるためシールを活用してみるのはいかがでしょう!!
外出時の対応方法
車の中や公園,スーパーで買い物中に「おしっこ出た~」と事後報告されたら、ちょっと困るよね。
外出するときのおしっこの対応法を紹介するね。
①当たり前だけど、外出前はトイレに行くようにしよう。子供が何時間くらいおしっこを溜められるかを把握しておくのも大事。短い外出なら、トイレに事前に行っておくだけでも安心だよね。
②長距離移動の時はおむつをしておくのも一つの手だ。車の中で急にトイレに行きたくても対応できないし、車の中で失敗して一番嫌な思いをするのは子供だしね。チャイルドシートに防水マットを敷いとくのも良いと思う。
③公園やスーパーなど事前にトイレの場所の確認をしておこう。公園だったら、トイレの感覚が短いうちはトイレの近くで遊ぶように心がけておくのが大切だね。
④ズボンやパンツの替えを用意して出かけよう。これも当たり前だけど、近くだから大丈夫と思わないでどこへお出かけするとしても着替えは持っていく方が安心。
うんちパンツの洗い方(処理方法)
パンツにうんちをされるとどう対応して良いか分からなくなるよね。
こびりついたうんちがパンツから落ちなくて捨ててしまいたくなる。
でも捨ててしまうと経済的にしんどくなるから、がんばって洗うようにするしかない。
洗う方法として、
①まず便器のなかにティッシュでこびりついたうんちを落とす。
②次に落としたうんちを流しながら流水でパンツをもみ洗いしよう。(手を汚したくない人はビニール手袋をつけると良い)
③その後は、お風呂場や外の洗い場でバケツを使用してパンツをこすり洗いする。
④まだシミになっているようなら、シミに洗剤をつけておき、後で洗濯機で洗えばキレイになるはず。
うちの子はうんちの時にあまり知らせてくれないので、部屋の片隅で気張っているところを見つけたら素早くトイレに連れて行くようにしてた。
うんちのサインを見つけてあげるのが一番の対応方法だね!!
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まとめ
- トイトレを始めるための大切な4つの条件は、『①自分で歩いてトイレに行けるか、②おしっこを溜めることができるか、③おしっこが出た感覚を伝えられるか、④言葉の理解ができるか』を見きわめてから、トイトレを進めていこう。
- トイトレの進め方は、『①おしっこの出るしくみを教える、②トイレがどんな場所か伝える、③おまるへ実際に座らせる、④トイレで排泄方法を教える、⑤布パンツに履き替える』という手順を見習っていただきたい。
- トイトレを嫌がる時は、『怒らず、焦らず、笑顔』の3つの対応で接することで無理せずにトイレに誘おう。
- シール大好きな子供ならトイレシールを活用することで、トイレへ行くことが習慣化すること間違いなし。
子供に合った方法を見つけてあげて、親子が一緒に頑張ることで、どんどん成長していくよね。
だからトイレでおしっこができるように温かく見守ってあげてね。