DeFi(ディーファイ)とは何か分かりやすく解説！投資方法や稼ぎ方は？メリットやデメリットを紹介します！

こんにちは。

今回は、『DeFiとは何か』『DeFiの投資を始める方法・稼ぎ方』『DeFiのメリット・デメリット』の３点について分かりやすく解説していきたいと思います。

DeFi(ディーファイ)とは何か分かりやすく解説します！

DeFiとは、Decentralized Financeの略称で、日本語で『分散型金融』と訳します。

DeFiの大きな特徴は、金融機関を仲介せずに無人で金融取引が行えるという特徴があります。

つまり、DeFiは特定の仲介者が存在せず、ユーザー同士が直接取引できる『金融仲介アプリケーション』として使用されています。

これは従来の金融サービスを比較してもらうと分かりやすいです。

従来の金融サービス（銀行・保険・取引所など）は、必ず銀行や企業などの金融機関を仲介して取引が行われていました。

ですが、ブロックチェーン技術やスマートコントラクトなどを活用することによって、DeFiが実現し、中央管理者がいなくても金融取引が可能となりました。

	DeFi（分散型金融）	CeFi（中央集権型金融）
主なサービス	Pancakeswap・Sushiswapなど	銀行・保険・取引所など
主な特徴	中央管理者がいない	中央管理者がいる

 

 

DeFiでの投資を始める方法や稼ぎ方は？

ここではDeFiの投資を始める方法や稼ぎ方の種類について解説していきます。

DeFiで投資を始める方法

DeFiの始め方ですが、DeFiに関連する全てのサービスの始め方を解説すると１記事にまとまらないので、今回はDeFi関連サービスの一種である『PancakeSwap（パンケーキスワップ）』の始め方について簡単に解説していきます。

パンケーキスワップとは、BINANCEのブロックチェーン上で運営されるDEX（分散型取引所）の一種。

特徴は、コインチェックやビットフライヤーのような中央管理者がおらず、ブロックチェーンによって管理されている分散型の仮想通貨取引所のことです。

①国内取引所の口座開設

まず初めに国内の仮想通貨取引所で口座開設します。

口座開設する取引所は基本的にどこでもいいですが、個人的なおすすめは『bitbank』か『GMOコイン』です。

 

▼『bitbank』と『GMOコイン』の登録方法は下の記事をご確認ください。

②BINANCEの口座開設

次に、BINANCEの口座開設をしましょう。

パンケーキスワップはBINANCEのブロックチェーン上で運営されるDEX（分散型取引所）で、利用するにはBNBが必要になります。

そのためBNBを購入できるBINANCEで口座開設する必要があります。

▶BINANCEの口座開設はこちらから

③MetaMaskをインストール

次に、MetaMaskをインストールしましょう。

MetaMaskとは仮想通貨専用の財布のようなもので、BINANCEとパンケーキスワップをつなげてBNBを送金し取引することができます。

▶MetaMaskのインストールはこちらから

④国内取引所で仮想通貨を購入

次は国内取引所で仮想通貨を購入します。

ここで購入する仮想通貨は基本的になんでもいいですが、BINANCEに送金する必要があるので、送金手数料が安い通貨を購入しましょう。

⑤購入した仮想通貨をBINANCEに送金

国内取引所で仮想通貨を購入したら、その購入した仮想通貨をBINANCEに送金しましょう。

⑥送金した仮想通貨をBNBにトレード

BINANCEに送金した仮想通貨をBNBにトレードします。

パンケーキスワップは、BINANCEのブロックチェーン上に構築されたプラットフォームなのでBNBが使用されます。

ですがイーサリアムのブロックチェーン上に構築されたDeFiのサービスであればイーサリアム（ETH）が使われます。

⑦BINANCEからMetaMaskに送金

BINANCEでBNBにトレードしたら、BNBをMetaMaskに送金しましょう。

ここまでの通貨の流れを簡単に説明すると

1. 国内取引所で通貨を購入
2. BINANACEに送金しBNBにトレード
3. BNBをMetsMaskに送金

このようになります。

⑧パンケーキスワップとMetaMaskを接続

最後にパンケーキスワップとMetaMaskを接続したら準備完了です。

パンケーキスワップ公式の画面右上に『ウォレットを接続』という文字があるので、そこからMetaMaskを接続できます。

パンケーキスワップはこちらから

DeFiの稼ぎ方

ここではDeFiの稼ぎ方の種類について解説していきます。

DeFiで稼ぐ主な方法は以下の２つです。

イールドファーミング

イールドファーミングとは、DEX（分散型取引所）に仮想通貨を預け入れ報酬を受け取ること。

中央管理者がいないDEX（分散型取引所）で取引を成立されるには、一定以上の仮想通貨がDEX（分散型取引所）に貯められている必要があります。

その結果、DEXに流動性が生まれ取引が正常に行われます。

イールドファーミングを行い、DEXに流動性を提供する人を『流動性提供者』と呼び、流動性を提供する見返りとして報酬を受け取ることができます。

レンディング

DeFiレンディングとは、特定の金融機関を介さずにユーザー同士が仮想通貨の貸し借りすることです。

レンディングでは、貸した側が利息を受け取り、そのまま収益となります。

レンディングは、銀行に預け入れるよりも高金利で運用が可能ですが、仮想通貨を貸し出している最中は動かすことができません。

もしレンディング中に価格が暴落してしまった場合、損失が大きくなる可能性もあるので注意が必要です。

 

 

DeFiのメリットやデメリット

ここではDeFiのメリットやデメリットについて解説していきます。

DeFiのメリット

手数料が安くなる

DeFiは手数料が安くなるというメリットがあります。

従来の金融サービスは取引を仲介する金融機関がありましたが、DeFiはスマートコントラクトという技術によって取引の契約を無人で行うことができるようになり、余計な仲介手数料を支払う必要がなくなった結果、安い手数料で取引が可能となりました。

誰でも利用可能

DeFiはインターネットさえ繋がっていれば誰でも利用可能というメリットもあります。

DeFiには特定の金融機関が仲介していないので、特別な審査等はありません。

そのため、どの国に住んでいても今まで銀行口座を持てなかった人でも、インターネットさえ繋がっていればDeFiは利用可能となっています。

金融機関の仲介が不要

DeFiは取引の際も金融機関の仲介が不要となります。

今までは、お金を振り込む際には銀行などの金融機関を仲介していましたが、DeFiであればユーザー同士が直接やり取りを行えます。

その結果、今までより取引の手間も省くことができます。

 

 

DeFiのデメリット

ガス代高騰の可能性がある

DeFiのほとんどがイーサリアム上に構築されているサービスです。

そのため、イーサリアム上のサービスで取引する際には、ガス代という手数料を支払う必要が出てきます。

このガス代は、イーサリアムブロックチェーンでの取引を検証し、ネットワークを維持する役割をしている『マイナー』に対してのマイニング報酬として支払われています。

ガス代は一定の価格で固定されておらず、イーサリアム（ETH）の価格の高騰や、イーサリアムのネットワークが混雑している場合には価格が高騰することもあります。

今後DeFiのサービスの利用者が増えるほどネットワークが混雑する可能性が高いので、必然的にガス代が高騰する可能性も考えられます。

何かあっても補償制度がない

DeFiは特定の金融機関が管理していないので補償制度がありません。

従来の金融サービスでは、何かしらトラブルがありユーザーに損失が出た場合は、運営側が責任をとってユーザー側の損失を補償するのが一般的でした。

ですがDeFiでは、詐欺やハッキング等によってユーザーの資産に損失が出ても中央管理者がおらず補償制度がありません。

このようにDeFiではトラブルがあっても全て自己責任になるので注意が必要となります。

 

 

まとめ

本記事ではDeFiについて解説しました。

正直DeFiについて理解するには、ブロックチェーンやスマートコントラクトなど基本的な事について理解していないと難しいと思います。

なので、本記事を一度だけ見て理解するのは難しいと思いますが、DeFiを理解する第一歩になれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。