1歳から9歳までの子供の死亡原因は「不慮の事故」が最も多く、
死亡に至らないまでも事故は日常生活の中で多発している。
以前は『まったく予測ができない』と考えられていたが、
最近では、周囲の大人たちが子供の身の回りの環境にちょっとした注意を払い、
対策を立てることで予防できる事故もあることが分かってきた。
安心安全な環境を考え、
子供の事故を予防しよう!!
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事故の起こりやすい場所と予防方法
屋内で事故が起こりやすい場所
浴室
- 浴槽の残し湯はしないようにする。
- 浴槽のわずかな水も残さないようにする。
- 可能であれば風呂場に外鍵をかけるようにする。
- 湯船に一人で入らせない。
- 湯船に一人になる時間があっても極力短い時間にする。
- 湯船に一緒に入っているときも目を離さない。
ベランダ
- 柵に転落防止の網などを張る。
- 踏み台になるようなものは絶対に置かない。
キッチン
- 調理器具、洗剤、調味料などは手の届かない場所に置く。
- 手の届く扉や引き出しにはストッパーをつける。
- コンロは触らせない。コンロの火が消えていても火傷する可能性がある。
トイレ・洗面所
- 踏み外して転倒しないように、踏み台を置いたままにしない。
- 誤って入らないように、便器や洗濯機の蓋を閉めておく。
- 洗剤などは目の届かないところに保管する。
屋外で事故が起こりやすい場所
道路
- 自転車に乗るときはヘルメットを着用し、補助椅子はベルト付けする。
- 必ず手を繋ぎ、大人が道路側を歩く。
- 横断歩道は左右の確認をして、目立つように手を挙げて渡る。
車内・車外・駐車場
- 距離に関係なくチャイルドシートを着用する。
- 挟まれないようん、ドアや窓の開閉に注意する。
- 車内に子供だけを置いて離れない。
- 駐車場では遊ばせない。
- 車の出し入れの際は死角に注意する。
公園・外出先
- 適度に日陰での休憩を入れ、水分補給を行う。
- 遊具は安全に遊べるものを選んで遊ぶ。
- 目を離さない。
- 自動ドアやエレベーターの扉などで挟まれないよう気をつける。
- エスカレーターの段差にビニール製サンダルなどが巻き込まれないように注意する。
夏に多い水の事故
川や海などに出かけることが多い夏は、
水の事故が増える時期でもあるので気をつけよう。
川や海での事故を防ぐ方法
- 天候の変化など状況判断を的確にする。
- 危険な場所を確認しておく。
- ライフジャケットをつける。
- 必ず大人が付き添いをする。
- 健康状態や体調に留意し、無理をさせない。
誤飲した時・異物を飲み込んだ時の応急手当
飲み込んだ異物により対応の仕方が異なるので、
分からない場合は「119番」へ電話しよう。
病院へ連れていくときのチェックポイント
- 何を飲み込んでしまったか。
- いつ飲み込んでしまった。
- どれだけの量を飲ん紺でしまったか。
- 顔色が悪いなど、いつも違うところはないか。
- 痙攣をおこしていないか。
- 意識がはっきりしているか。
- 誤飲した物の”容器・袋・説明書”などを病院へ持って行く。
まとめ
子供の事故はちょっとの目を離したときにおきてしまうよね。
でもちょっとき気配りで重大な事故を防ぐことができる。
事故が起きやすい場所を常に頭の中に入れておき、
しっかり自己の予防ができるように子供を見守っていこう!!
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